何もかもが平凡だった僕が、唯一他人に誇れたもの(2020新卒バトン Vol.174)

メンバーズクリエイターズブログでは、2020年新卒の学びのアウトプットとして寄稿企画を行っています!2020年4月に入社した社員による新しく学んだことを「バトン形式」で繋ぎ、執筆していきます。

今回は、柴田俊也が担当します。

自己紹介

みなさん、明けましておめでとうございます。メンバーズキャリアカンパニー所属の柴田俊也(しばたとしや)と申します。よろしくお願いします。

タイトルにもある通り、僕は平凡な人間でした。小学校からずっとテストでは平均点付近で、身長や体重も平均値でした。また、体育は苦手でしたが、なんだかんだで体力テストの値はかなり低いか平均付近のどちらかでした。あまり目立つような人間ではなく、小学校の先生からも名前を覚えられることも少なかったです。

僕はどこかで取り上げられるような大きなことを成し遂げたことなどなく、ただただ平凡で、普通の人生を送ってきました。
そんな僕でも、一つだけ他人に誇れることがありました。

それは「PCの操作スキル」です。だいぶざっくりとした書き方になってしまいますが、「他の人よりもPCを触るのがうまかった」のです。ただそれだけですが、それでも僕が他人に唯一誇れるものでした。例えば、タイピングが早いとか、ソフトの操作を覚えるのが人よりも早かったりだとか、そんな小さなことです。
でも、こんな平凡な僕でも、小学校や中学校のPCを使った授業の中だけは、みんなから先生と慕われ、鼻を高くするような人間になれたのです。

そんな平凡な僕が目指したものが、「Webデザイナー」であり「Webコーダー」であり「フロントエンドエンジニア」でした。

学生時代学んだこと

なぜWebに関わる仕事に就こうと思ったのか、というところから話します。僕が初めてWeb制作と出会ったのは小学6年生の頃でした。暇つぶしにネットサーフィンをしていた時に、「Webサイトの作り方!」という記事を見つけ、興味本位で開いたのがすべての始まりでした。

最初はメモ帳一つでWebサイトの作り方に載っているコードを一つ一つキーボードで打ち込み、そして内容を自分が作りたいものに書き換えて完成という流れでした。初めてWebサイトが完成した時はとても嬉しかった記憶があります。初めて作ったWebサイトを何度も眺めたり、友達にサイトを見せて自慢したりしていました。

そこからは、Webサイト制作の楽しさを知り、ハマり、授業が終わって家に帰るとWeb制作をするか、ゲームをするかの二択だった、という時期もあります。大学ではWebの授業を行っている4年制の情報系大学があったので、「ここしかないでしょ!」という気持ちで入学しました。

大学で学んだことは、デザインの基礎の基礎や、Webコーディングの基礎のことでした。でも情報系大学ということもあり、その他にもネットワークセキュリティの講義だったり、DTMの講義だったり、デッサンの講義だったり、3DCGだったり、とにかくいろんなことについて幅広く学びました。

大学の中では、僕より秀でている人はいました。ですが、それでも僕がほかの人よりもコーディングができたり、Webのデザインができたり、他人に誇れるものがあったからこそモチベーションを持ち続けて、学び続けられたんじゃないかと思います。他人を見下しているとか、人と自分を常に比較して生きているわけではありませんが、「人よりできる」というのはやっぱり自分に自信を持つことができることだったと思います。もちろん、そもそもの原動力は「楽しい」という感情と、「好奇心」という感情でした。

新しく学んだこと

新しく学んだこととしては、Webのデザインやコーディングといったスキルに関することです。今まで気にしたことがなかったいろんな知識や技術と出会うことになりました。それはCSSの命名規則であるFLOCSSだったり、サイトに動きをつけるためのjQueryだったり、Webのデザインでやってはいけないことなど、様々です。今までは自分がやりたいことだけを学んできましたが、会社に入ってから「こういう言語があるよ」とか、「ツールの使い方にこういうのがあるよ」という、趣味でやってきた時よりも新しい、自分が趣味でやっているだけだったら知ることがなかったであろう情報が入ってきます。常に新鮮な情報を学べるというのは、とても楽しいことですし、それが自分の誇れるものをさらに磨いてくれる気がします。

まだまだ勉強会にはあまり参加できていませんが、これからはもっと会社の勉強会や、仕事で教えてもらった言語やライブラリなどを独学で学んでいきたいと思います。

これからどんなことをしていきたいか

僕が目指すものはデザインからコーディング、フロントエンドの領域まですべて自分一人でできるような頼れる人材です。現時点ではコーディングが得意で、デザインに関してはまだまだ未熟です。デザイナーという肩書きはまだ付けられそうにありません。ですが、これからも新しい書籍を読んだりして自分のペースで力をつけていって、いつか「僕はデザイナーです」と言えるようになりたいです。

コーディングに関しては、最新技術を追い続けていきたいと思っています。フロントエンドの技術も同じです。特にフロントエンドに関しては言語が多く、習得するのも大変難しいので、長い道のりだと思います。

そしてこれからも幅広く、でも浅い知識で止まらないよう勉強を頑張ろう、という気持ちでいます。今までいろんなところで「一つの事を極めたほうがいい」「幅広くやっても器用貧乏になるだけだ」と言われてきました。しかし、オールマイティになんでもできる人材ってかっこいいし、頼れると思います。そのため、幅広く対応できるマルチなクリエイターが今の僕の目指すべき人物像です。器用貧乏だって言ってきた今までの人に、「オールマイティは中途半端なんかじゃなく、なんでもできるスーパーかっこいい人間なんだぞ」って言い返せるようになりたいです。

最後に

年齢を重ねると新しいものを体が受け付けなくなるといいますが、この業界でそんなことを言っていたら生き残ることは難しいと思っています。ですが、新しい技術を追う上で、「この技術は仕事で使うかもしれないから学んでおかないといけないなぁ…」という気持ちで学んでいるときっとそのうちゾンビにでもなってしまうかもしれません。だからこそ、「この技術を学ぶとあんなことやこんなことができるようになるかも!」という前向きな気持ちで学んだほうがモチベーションは大きく変わると思います。気の持ちようというのはいつまでたってもポジティブでいる人に微笑んでくれます。常に前向きに、何事もポジティブに考え続けられるような人間でありたいです。

今年はコロナに負けず、頑張るぞ!

次は同じメンバーズキャリアカンパニーの竹内さん(Vol.176)にバトンを回します。よろしくお願いします。

この記事を書いた人

柴田 俊也

柴田 俊也

毛生え薬が早く開発されてほしいです。

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