SNS担当者なら知っておきたい!Twitterの検索コマンド8選と活用例

はじめに

みなさんはTwitterの”検索コマンド”をご存知でしょうか。
“検索コマンド”とは、検索の際に指定の文字を検索窓に打ち込むことで条件に合ったツイートを検索できる機能のことです。

Twitter担当者として運用を行う上で、他社アカウントの投稿をリサーチしたり、自社商材に関する投稿をエゴサーチしたりする機会が多くあるかと思います。
その際、Twitterの検索窓でキーワードを入力して条件に合った投稿を探す場合が多いと思いますが、毎分毎秒更新されていく膨大なツイートの中で、「探したい情報や投稿を見つけるのに時間がかかる…」「指定した条件の投稿を一括で見れればいいのに…」などといったお悩みや願望はありませんか?
今からご紹介する”検索コマンド”を活用することで、よりTwitter上で効率的に情報収集を行うことができます。
今回は、Twitter担当者であればマストで押さえておきたい基本的な検索コマンド8選と、その活用事例をご紹介します。

基本の検索コマンド8選

1.filter:verified

1つ目は、「filter:verified」です。
検索したい特定のキーワードの後に半角スペースを入れ、「filter:verified」を入力して検索することで、認証マークのついているアカウントのツイートのみが検索結果に表示されます。
一般のユーザーのツイートは除外されるため、企業などの公式アカウントのツイートや、信頼性の高いツイートを検索したい場合に有効です。

2.filter:hashtags

2つ目は、「filter:hashtags」です。
検索したい特定のキーワードの後に半角スペースを入れ、「filter:hashtags」を入力して検索することで、ハッシュタグを含むツイートのみが検索結果に表示されます。
テキスト作成時にどのようなハッシュタグを使用するか迷った際に役立てることができます。

3.filter:links

3つ目は、「filter:links」です。
リンクが含まれたツイートのみに限定して表示させることができるため、例えば自社サイトや商品のLPなど特定のリンクが貼られたツイートにどの程度の反響があるかを調べたいときなどに役立てることができます。

4.card_name:promo_website

4つ目は、「card_name:promo_website」です。
カード形式のプロモーションツイートのみが検索結果に表示されます。
例えば、他企業で広告を出しているキャンペーン内容や、ヘッドラインの文言などを参考にしたい際に役立てることができます。

5.card_name:poll数choice_text_only

5つ目は、「card_name:poll数choice_text_only」です。
アンケート機能を使用したツイートのみが検索結果に表示されます。
また、pollの後の「数」に2~4の数字を入れることで、アンケートの選択肢の数まで指定することが可能です。併せて表示される投票数も参照することで、どのような選択肢がユーザーのアクションを促しやすいのかも知ることができます。

6.since:yyyy-mm-dd until:yyyy-mm-dd

6つ目は、「since:yyyy-mm-dd until:yyyy-mm-dd」です。
「since:yyyy-mm-dd」で指定日から現在までの期間を指定、「until:yyyy-mm-dd」で指定日以前の期間を指定して検索することができ、この2つを組み合わせることで詳細な期間を指定した検索をすることができます。特定の期間内のツイートに絞って見たいときに役立てることができます。

7.min_retweets:数字 / min_faves:数字 / min_replies:数字

7つ目は、「min_retweets:数字 / min_faves:数字 / min_replies:数字」です。
それぞれ、指定した数以上の反応(RT、いいね、リプライ)を獲得した投稿を表示させることができます。特定のキーワードに対して、ユーザーの反応率が高い人気のツイートを探すことができるため、自社商材のエゴサーチなどにも役立てることができます。

8.lang:(検索したい言語コード)

最後8つ目は、「lang:(検索したい言語コード)」です。
指定した言語の投稿のみに絞り表示させることができます。
例えば、特定のワードを検索した際に英語のツイートばかりが表示されてしまう場合は、「lang:ja」で日本語のツイートのみ抽出することが可能です。
また、特定の国の反応を知りたい場合などにも役立てることができます。

こんな場面でおすすめ!検索コマンドを組み合わせた使い方

ここまで基本の8選をご紹介しましたが、実は検索コマンドは単体で使用するだけでなく、組み合わせて使用することでより一層高度な絞り込み検索をすることができます。
今回は、Twitter担当者が実際に活用できそうな検索コマンドの組み合わせ事例を場面別に3つご紹介します。

<場面1>キャンペーン投稿において、どんなテキストやハッシュタグを用いた訴求がユーザーの興味を引くのか知りたいとき

「filter:hashtags」×「filter:verified」×「使いたい語句(例:ポイント還元)」
⇒「ポイント還元」というワードと「#」を使用した公式アカウントの投稿で絞ることができ、どのようなハッシュタグやテキストを使用して訴求しているか参考にすることができます。

<場面2>特定の期間中にエンゲージメントが伸びているトレンドの投稿を知りたいとき

「since:2022-12-01 until:2022-12-31」×「min_retweets:1000」×「使いたい語句(例:ポイント還元)」
⇒2022年12月1日~31日までの1か月間において、「ポイント還元」というワードを使用して1000RT以上を獲得した投稿で絞ることができ、特に多くのエンゲージメント獲得を狙いたいときに参考にすることができます。

<場面3>ユーザーの反応が良い他社のアンケート投稿を知りたいとき

「card_name:poll4choice_text_only」×「filter:verified」×「min_retweets:1000」
⇒他の公式アカウントが実施しているアンケート投稿の中で、選択肢が4択かつ1000RT以上を獲得した投稿で絞ることができ、アンケート投稿に適切な選択肢の内容やユーザーの反応を参考にすることができます。

このように、組み合わせは何通りでも自分で作り出すことができますし、うまく組み合わせれば自分の探したいツイートとぴったりのものを見つけることができます。

さいごに

今回は主要な検索コマンド8選とその組み合わせ事例3つをご紹介しましたが、他にも様々な種類の検索コマンドや組み合わせパターンがありますので、気になる方はぜひ調べてみてください。
今回の記事が少しでも、検索コマンドを知り活用するきっかけとなり、Twitter担当者の情報収集の際の手助けになれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

髙橋 実那

髙橋 実那

2021年入社。ソーシャルメディア運用を担当。 好きなものは、音楽とパン。

瀧 茜

瀧 茜

2022年入社。ソーシャルメディア運用を担当。 好きなものは、ミニチュアと映画。

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