2022.9.27
今トレンド!SNSでの縦長動画のメリットや活用方法
目次
1.はじめに
新卒1年目で、SNS運用チームに所属し、ディレクションや簡単なデザイン業務に携わっている冨永です。今回は最近のSNS動画でトレンドの縦型動画について、メリットや活用方法などをお伝えします。
2.縦型動画とは?
そもそも縦型動画とは、その名の通り縦型の動画のことで主に9:16のアスペクト比の動画のことを指します。横型と異なりスマートフォンの向きを変えることなく、フルスクリーンで見ることができます。YouTubeなどで使用される16:9の横型動画に代わり、最近話題となっています。ではなぜ縦型動画が増えたのでしょうか。
スマートフォンの普及
日本では2008年ごろからスマートフォンが普及し、人々は多くの時間をスマートフォンに費やしています。これまで映像を視聴するときはテレビやパソコン、撮影をするときはカメラでしたが、今ではすべてスマートフォンで行う人が増えています。基本縦向きで操作するため、縦型動画であれば持ち替えなくて良いという利点があり、今後そのような特性に合わせたクリエイティブ制作が求められています。
縦型動画のプラットフォームやアプリの増加
TiktokやInstagramのストーリーズやリール、YouTubeショート動画がその例です。いずれもユーザー数の多い人気プラットフォームです。
3.メリット
続いて3つのメリットについてお伝えします。
視聴率が上がりやすい
通常スマートフォンは縦向きで操作します。縦型動画であれば片手で操作でき、動画を視聴する際に持ち替える煩わしさがなくなります。結果として視聴率が上がると考えられます。
フルスクリーンで注目度がアップしやすい
向きを変えず横型動画を見るときに比べ、表示面積は3倍にもなります。無駄な部分がなくなることにより没入感を得やすくなります。
SNSとの相性が良い
先ほども記載した通り、縦型動画に対応しているSNSが増えています。若年層を中心に人気のTiktokは15秒、30秒、3分の長さの縦長ショート動画を公開することができます。短い動画をスワイプしながらフルスクリーンで見られるため、没入感の高いことが特徴です。Instagramではストーリーズとリールが縦型動画として投稿でき、リールに関してはTL上で画面の大半を占め、発見タブでは通常投稿の2倍サイズで表示されるため注目度も高くなります。YouTubeでは最大60秒まで投稿できるShortsがあり、チャンネル登録者が少ない人でも見てもらいやすい仕様になっています。
4.適正コンテンツ
そんな縦型動画ですが、活用するためにはコンテンツの向き不向きを考慮しなければいけません。一体どんな内容が適しているのでしょうか。
1.短い尺の動画
スマートフォンでの動画視聴は移動時間やスキマ時間など短時間で見られることが多いです。そのため短い尺の動画が好まれます。
2.女性がターゲットの動画
女性の方が手のひらが小さく、片手で持ち替えづらいということが関係しています。そのためメイクやヘアアレンジなど女性がターゲットの動画が適しています。
3.コーディネート紹介
実際にアパレル店員が服を着て紹介する動画を目にすることがあると思います。このように人がメインで映る内容は縦型の方が全体や詳細部分が見やすくなります。
5.まとめ
ここまで縦型動画のメリットと活用方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?私自身、SNS運用に関わるまで気にすることのなかった内容ですが、今後さらに普及し、ますます重要度が高くなると考えられます。また実際の運用にも役立てればと思います。
この記事を書いた人
冨永真子
EMCカンパニー所属。2022年4月に入社し、SNS運用チームでディレクション業務を担当。最近はデザインなども勉強中。