60人規模のチームでもリモート環境でウェルビーイング?健康促進プロジェクトの実態に迫る!

はじめに

こんにちは!Webディレクター2年目の上松です!

最近、メンバーズでは全社的にウェルビーイングが推進されていますが、自分の部署でもリモートワーク環境で、大規模にウェルビーイングプロジェクトが実施されていました!今回はそのプロジェクトの実態をご紹介したいと思い、60人規模の部署で行われた健康促進プロジェクト担当者の磯谷にインタビューしました!

聞き手:上松(21卒、ディレクター、北九州拠点)
話し手:磯谷(21卒、ディレクター、東京拠点)

健康促進プロジェクトとは?

上松:健康促進プロジェクトとはどのような活動を行っているのでしょうか?

磯谷:チーム全体で健康促進するために新卒でコンテンツを企画し、運営しています。主な施策は3つです。
1.モニスト(モーニングストレッチ)
独自に作成した動画を各チームの朝会で流し、3分ほどのストレッチを週に3回おこなっています。
2.健康促進のためのナレッジシェア
情報を共有するチャットルームを作成し、健康に関する情報を提供しあう場を設けました。
3.スタンドリマインド(立つことを促す連絡)
毎日1回「立って筋肉を伸ばしましょう」という連絡をランダムで入れ、チームの皆さんの気分をリフレッシュしたり、血流を良くしてもらったりする機会を作りました。

スクリーンショット

Discode

上松:おお、様々な施策を行っていたんですね!
実際に運営はどのように行っていたのでしょうか?

磯谷:主に新卒メンバー11人で進めていました。
それぞれの企画チームに分かれて企画を進めてもらい、週に1回ほど企画の進捗確認や施策考案のミーティングを実施していました。

上松:実際にプロジェクトの施策を行ってもらうためにチームメンバーの方たちにどのようにアプローチしましたか?

磯谷:健康促進チャットルームを作成してナレッジシェアを実施しているとお伝えしましたが、一方的に健康に関するナレッジをシェアするのではなく、「おすすめのプロテインありませんか?」などのように、あえてつぶやきやお悩み相談のような形式でチャットを投げかけるよう心がけていました。そうすることでチームメンバー間でもより自然にコミュニケーションが生まれ、ナレッジはもちろん、チームメンバー同士で知らなかったお互いのことを知る機会にもなり、とても良い結果となりました。

上松:確かに!質問だと答えたくなりますね…!

プロジェクト発足の経緯・背景

上松:プロジェクト発足のきっかけはありますか?

磯谷:チーム内だけでなく全社的にも、リモートワークによって欠勤率の増加傾向やチーム内でのコミュニケーションの減少、体調不良者の増加などがありました。そこで、新卒でチーム内の健康促進のためのプロジェクトを企画・実施をすることになりました。

上松:なるほど。初めての企画だったと思いますが、立ち上げるにあたって注力したことはありますか?

磯谷:あくまでチーム全体で実施するもののため、チームメンバーのみなさんの意見一つ一つに寄り添った企画になるよう注力しました。最終的には「健康面における自己管理の習慣化」が目的であるため、楽しくモチベーション維持しながら取り組めるコンテンツ提供を心がけました。また、新卒全員でのプロジェクトのためみんなで会議しつつ、企画ごとにチームを分けて協力して実施できるようにしました。
「強制しない・前向きにとり組めるものにする・ハードルを下げる・楽しいコンテンツにする」ということに重点を置いていました。

上松:様々な工夫をしたのですね!では、プロジェクトを継続する上で努力したことはありますか?

磯谷:努力というか、継続のモチベーションにつながったことなのですが、やはりチーム定例でみなさんに進捗を共有したり、アンケートで意見を聞くことはこの先も頑張ってプロジェクトをより良くしていこうと思ったりするきっかけになりました。上司から都度気にかけてもらっていたのも有難かったです。努力したことで言うと、新卒全員で行うプロジェクトのため一人も漏れがないようタスクを割り振ってチームで実施できるよう働きかけたことです。忙しい中協力してくれたメンバーには感謝しかないです。また、モニスト企画では映像編集が必要だったのですが、映像編集を一人でこなすのは難しく、編集できる人員を増やすために努力しました。編集勉強会を開いたり映像編集マニュアルを作成して新卒に展開したりすることで、編集者を一人から新卒全員に増やすことができました。

上松:ありがとうございます。凄いですね!大変なプロジェクトだったと思いますが、苦労したことを教えてください。

磯谷:チームが60人を超える規模で、人数が多ければ意見も人それぞれ違うため、すべての意見にいかにして寄り添えるか考えるのは大変でした。その中で意見に寄り添いつつ、目的を見失わずに企画を進行できるよう頑張りました。

取り組みの成果について

上松:業務につながった数字的な成果はありましたか?

磯谷:ありました!チーム内でとったアンケートで「健康的な生活を送れていますか」の質問に対し、5段階評価中2以下の回答の人をチーム内で3割以下にする、というのを一つの目標に掲げていましたが、結果、目標達成率は128.5%と大幅に達成することができました。
また、このプロジェクトにより、チーム内のコミュニケーションが活発化し、業務でのコミュニケーション円滑化にもつながりました。

アンケート

上松:なるほど、すごいですね!ちなみに業務以外で影響はありましたか?

磯谷:はい!チーム全体でコミュニケーションが活発になったことはもちろんですが、何より新卒全員で実施した企画だったために、新卒同士の団結力向上や、新卒とチーム内の上司とのつながりが深まりました。
リモートワーク環境でオンライン上でしか関われなく、チーム人数も多いので普段関わらない方などもいらっしゃいますが、健康促進チャットなどで会話したり、モニスト制作で関わったりなどすることができて、チーム全体で新卒も交えた交流活性化につながったと思います。

あとがき

「強制しない・前向きにとり組めるものにする・ハードルを下げる・楽しいコンテンツにする」
これらのテーマがとても印象的でした。
実際に結果としてチームの全体の健康を底上げできているのも、とても素晴らしいと思います。「健康」と一言で言っても様々な捉え方があると思いますが、少し体を伸ばすなどやってみるだけでも良いかもしれないですね。
リモートワーク環境下のウェルビーイングについてお困りの方はぜひ参考にしてみてください!

この記事を書いた人

磯谷

磯谷

2021年メンバーズ新卒入社。大手ECサイト企業様にディレクターとして常駐しており、主にWebサイト運用を行っています。最近ダイエット目的でパーソナルジムに通い始めて、マッチョの極意について学んでいます(?)

上松

上松

2021年メンバーズ新卒入社。新規サイト制作やサイトリニューアルを行う構築ディレクターとして、Webサイト構築に携わっています。熊本を愛しており、月に2回は帰省しています。

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