心身ともに健康に働けるチーム作りのための４つの取り組み

はじめに

高いパフォーマンスは、前提に「健康（※）」な状態あってのこと！
心身ともに健康に働けるチームを目指し、ウェルビーイングを推進しています。
メンバーズの豊田悠夏です。

私のチームは、約20人ほどの体制で、東京・神戸・仙台、3拠点のメンバーと遠隔で業務を行っています。
リモートワークに加え、メンバーの増員によりコンディションが見えづらいという状況がありました。
コロナ禍によってリモートでお仕事をされている方、同じような状況の方は少なくないのではないでしょうか。
そこで、今回はリモート業務がメインのチームで、メンバーが良好な関係を築き、健康で充実した日々を実現するために始めた、ウェルビーイングの取り組みの一部をご紹介します。

※健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態（well-being）にあることをいいます（日本WHO協会：訳）。

1.コンディション把握のための「健康診断アンケート」

まず1つ目にご紹介するのは、「健康診断アンケート」です。
月に一度、メンバーのコンディションをアンケートで確認し、業務の中で健康を阻害している要因があれば、改善することを目的に行っています。
回答が負担にならないよう3問程度の簡単なものにし、回答しやすくすることで、小さなお悩みや、課題を拾い上げることができます。

▼過去に実施した健康診断アンケート

2.シャッフル1on1で「おやつ会」の実施

2つ目は、「おやつ会」です。
1でご紹介した「健康診断アンケート」から、リモートワークで雑談時間が減少し、「同じチームなのに、あまりあの人と話したことがない」、「業務以外の会話がしづらい」という意見が上がりました。
健康的に働くためには、職場のメンバーと良好な関係を築くことが重要と考え、隔週で15分〜30分だけはおやつを食べながらコミュニケーションの時間を確保しようという取り組みです。
忙しさを理由にせず、思い切って時間をつくってみたところ、メンバー同士の理解が深まり、関わりの少ないメンバーとの交流は良い息抜きになっているように感じます。
また、交流が増えたことにより、業務の質問も気軽にできる関係を築くことができました。

3.心理的安全性を醸成するための「雑談チャット」を開設

3つ目は、「雑談チャット」です。
組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態は、高いパフォーマンスを発揮するために必要な状態であり、コミュニケーション不足は大きなミスに繋がるなどの悪循環が発生します。
普段から気軽に話せる状態を作り出し、相手を知り、自身を開放することで、心理的安全性を醸成する一歩となればという取り組みで、何を発言してもOKというフリースタイルのチャットルームを作成しました。
「今度、◯◯に行くんだけど良いご飯屋さんない？」
「最近買ったおすすめ商品は！？」などの会話が飛び交います。
メンバーの意外な一面を見ることができ、好きなときに返信できるのでおすすめです。

4.スプレッドシートで休暇・勤怠の管理

最後は、休暇・勤怠の管理です。
スプレッドシートで年間の休暇・勤怠を管理しています。
休暇取得を言い出しにくい…なんてことがありました。
スプレッドシートで管理することで、先々の予定をたてて休暇にあわせて業務調整をしたり、休暇取得できていない人を全員が把握できます。
取得できていないメンバーには取得を呼びかけ、休暇を取得しやすい雰囲気作りをしています。「やるときはやる！休むときは思いっきり休もう！」
この取り組みは、属人化している業務を無くすことや、休暇取得者がいる日は協力して分担するチーム内の雰囲気にも結果として繋がっているように思います。

まとめ

最後まで読んでくださりありがとうございます！
試行錯誤しながら行っているウェルビーイングの取り組みをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
ウェルビーイングの取り組みを通して私自身、いつでも誰かに相談できる環境があるだけでも、安心して働くことができる（心が健康な状態である）と感じています。
ほんの少しの時間でできる取り組みばかりですので、参考にしていただけると嬉しいです。
メンバーがより健康的で幸せに業務に取り組めることを願い、今後もウェルビーイングを推進していきたいと思います。