2021.3.30
デザインスキル講座 第2回 バナー制作とフィードバック
こんにちは。20新卒の三戸遥です。
今回は、第2回デザインスキルフェロー講座について紹介させていただきます。
3名の講師の方が各チームに分かれ、課題のフィードバックが行われました。各自3分ほどの時間をいただきました。
講師のいない時間はお互いチーム内でフィードバックをして過ごしました。あっという間に時間が過ぎていきました。
課題内容
第1回で出された課題は、Webデザインスクールの講座募集バナーの作成でした。ターゲットやサイズ、テキスト、ロゴは決められていましたが、配置や色などは自由でした。
サイズに関しては、幅300px×高さ250pxと、幅300px×高さ600pxの指定があり、作成がとても難しかったです。
フィードバック内容
後日講座を見返し、フィードバックをいただいていた項目をピックアップしてみました。
大きく分けると、第1回目の講座で学んだ、レイアウト、色、タイポグラフィの他にもリサイズのフィードバックも多く見受けられました。
以下がピックアップした内容です。
レイアウト
・情報が違う場合は要素を離してグループを作る
・余白で窮屈な部分と広い部分がある場合はどちらかに統一
・グループ間の上下、左右などの余白は均等にする
・人物の目線の先に文字を置くと流れがつかめる
・円形の中に文字を置くときには中心に集める
色
・情報が同じ場合は色を統一する(アクセントを出すときには変更)
・写真の色から持ってくると統一感がでる
・色を多く使うと難易度が上がる
・文字と背景とのコントラストをはっきりさせる
タイポグラフィ
・カタカナや記号はカーニングを調整
・日本語には斜体がない。斜体のないフォントを単純に斜めにしても美しくならない。
リサイズ
・形を統一
・写真を統一
・配置を統一
・配色を統一
・優先度を統一
その他多かったもの
・曲線的なものと鋭角なものはできるだけ一緒に置かない
・人物の写真の顔のあたりは、他のまとまりと被らないようにする
どの項目も細かいものですが、修正することでより良いデザインになります。
実際に作成し、フィードバックをいただくことで前回学んだことをより理解することができました。
私の作成物は、情報のまとまり同士が遠く、余白を活かしきれておらず、文字のサイズも同じくらいだったので印象が薄いバナーだったことが分かりました。また、課題を作成する中で難しいと感じていたリサイズは、ポイントをつかめた気がしました。
フィードバックの大切さ
今回の講座で、米倉さんがフィードバックについておっしゃっていた中に、
- フィードバックに対して、自分の中で何を取捨選択するかがクリエイターにとって大事なスキル
- 他人の指摘をすることで自分の作品を見つめ直すことができる
というのがありました。
フィードバックをお互いにすることで、自分の中になかった考え方や視点が生まれます。
フィードバックを受けるときには、全て受け入れるくらいの器を持ちながらも自分の中での方向性をはっきりさせること、フィードバックをする際にはもっと良くなるように提案していくことが大切なのかなと思いました。
感想
当たり前かもしれませんが、今回、100人以上の受講者が同じ課題で作成しましたが、同じ作品の人は一人もいませんでした。きっと、正解の作品もないと思います。そういう点がデザインの面白さだなと思いました。
私は新卒研修で初めてデザインについて詳しく学びました。デザインのことは知らないことが多いので、今回のような講座で基本的なことを学び、日常で感性を磨いていきたいです。
この記事を書いた人
三戸 遥
山口県出身。趣味は、映画鑑賞、パン屋巡り、ゲームなどたくさんあります。最近は、日焼けしないように気を付けて生活しています。