2022.9.30
企業公式SNS中の人が知っておきたい!ブロック機能まとめ
SNSを利用していると、スパムアカウントや迷惑行為をはたらくアカウントからアクションがある場合があります。
企業アカウントでそのような状態になった場合は、他の一般ユーザーとのコミュニケーションを阻害する可能性も高いため、関わりを断つのが無難です。
ただ、企業アカウントとしての客観的な見え方を考慮すると、よっぽどのことが無い限り使わないものだけに、どのような機能があるのか理解できていない方も多いのではないでしょうか。
そこで、Twitter/Instagram/Facebookにおけるネガティブコメントに対する制限機能についてメリット/デメリットとともにご紹介します。
1.Twitter
ブロック
メリット
・ブロックしたアカウントからの迷惑行為はなくなる
デメリット
・プロフィールを表示すると、ブロックしたことが表示される
・他アカウントからは閲覧可能
→ネガティブコメントが集まってしまう可能性あり
返信を非表示にする
メリット
・非表示されたコメントはリプライ欄からは見えない
デメリット
・ツイートの右下端にメモのようなアイコンが出現し、そこをタップすると、返信の投稿者に非表示にしたことがバレてしまう可能性が高い
・スレッド上では「この返信はツイート作成者が非表示にしました」
と表示される
2.Instagram
ブロック
メリット
・ブロックしたアカウントからの迷惑行為はなくなる
デメリット
・他のアカウントからは閲覧可能
→ネガティブコメントが集まってしまう可能性あり
・プロフィールアイコンは表示されるが、
紹介文や投稿が表示されない
制限
メリット
・本人には表示される
→相手に気づかれにくい
・コメントを承認すると表示させることもできる
→ネガティブでないコメントは表示などの対応可能
デメリット
・制限以前のコメントは非表示にならない
→別途、削除対応が必要(実施は要検討)
コメント削除
メリット
・すべてのユーザーに表示されない
デメリット
・気づかれる可能性が高い
→コメント投稿者の画面でも表示されないため
3.Facebook
ブロック
メリット
・ブロックしたアカウントからの迷惑行為はなくなる
→基本的に1人1アカウントしか持つことができない
デメリット
・プロフィール/投稿が表示されないため、気づかれる可能性が高い
→複数アカウントを所持している場合は、
そちらから発信してくる可能性がある
コメント非表示
メリット
・本人とその友達には表示される
→相手に気づかれにくい
・第3者には非表示
→そのコメントによるマイナスの影響がない
デメリット
・都度、非表示対応する必要あり
コメント削除
メリット
・すべてのユーザーに表示されない
デメリット
・気づかれる可能性が高い
→コメント投稿者の画面でも表示されないため
最後に
多くのフォロワーを抱える企業アカウントだからこそ、誹謗中傷やスパムコメントの件数も増えてしまうことがあります。そのため、慎重かつ適切な対応が求められるでしょう。そんな運用者の手助けになれば幸いです。
この記事を書いた人
加藤 潤
2020年入社。ソーシャルメディア運用を担当。 好きなものは、古着と田舎と喫茶店。