2023.3.8
【新卒1年目~未経験の私たちがディレクター業務をしてみて~その1】
みなさんこんにちは!新卒でディレクターを担当している知念です。
2つの記事を通して高橋さんとディレクター業務や業務を通じて学んだこと・技術、これからディレクターを目指すみなさんへのメッセージを送りたいと思います。
私からは、ディレクター業務の主な役割として、案件進行と品質管理についてお話させていただければと思います。
ディレクター業務について
案件進行
現在は、HPの更新や新規ページ・新規画像の制作に関わらせていただいています。
HP更新には、クライアントからの要望はもちろん、メンバーズ側からの提案もさせていただいております。
更新内容をまとめた指示書と構成案を私たちディレクターが受け取り、制作スケジュールを立て、チームのコーダー・デザイナーに制作依頼を行い、納品物の確認・納品までスケジュール通りに進めていくお仕事です。
また、新規案件については、構成案のすり合わせから対応することもあり、クライアントや社内のコーダー・デザイナーと相談して進行していく必要があるため、通常運用に比べて、時間や工数がかかります。その一方で、クライアントの目的や要望が形になった時には、とてもやりがいを感じます。
その他、メルマガ、SNS、レポート作成をさせていただいています。
キャンペーンの案件は、メルマガ、SNS、パラメータ発行やリダイレクトページ作成など関連して必要なものがあるので、業務範囲が広がったことで、さらにクライアントとの調整ができるようになりました。
クライアントの依頼漏れや不要な依頼に事前に調整ができると、案件進行がスムーズになり、品質担保につながることを実感しました。
品質管理
チームの特徴的な点は、一つの案件を複数のディレクターで管理することで、常に状況が分かるように、メモ欄に記載しています。そうすることでディレクター間で進行状況や懸念事項など全員で把握することができ、品質担保につながっています。また、担当ディレクターに何かあった場合でも、引継ぎがスムーズにできるため、滞りなく案件進行ができます。
また、HP/画像/SNS/メルマガでそれぞれにチェックリストがあり、制作していただいた納品物が依頼内容と相違がないか確認しています。
【もしミスが起きてしまったら…?】
私は案件のミス管理チームにも所属しております。
週に2回ミーティングをもち、ミスの事象と原因の整理、対策を話し合い、チーム全体に共有することでミスを徹底的に無くすようにしています。
例えば、案件管理表をテンプレート化したり、手順をルール化したり、注意すべき事項がある場合はスプレッドシートの色が分かるようにしたりなど、意識ではなく、ミスをなくす仕組みづくりをしています。
学んだこと、得たこと
ディレクターは知識と意見を持っていないと意味がない。
私は、ディレクターとは制作メンバーの成果発揮をサポートする立場だと認識していて、実際、ディレクターを挟まず、制作メンバーが直接クライアントとやり取りしたほうが早いということもあります。
しかし、業務内容で述べた通り、制作に入る前に必要な調整(構成案のすり合わせ、見積もり対応、スケジュールの調整など)をスムーズに行うために、ディレクターをやる上で知識と意見を持っていることが重要だと感じました。
配属されて半年ばかりは、ただ指示書を受け取って、「そのまま制作メンバーに依頼をするだけの人」でしたが、それでは無駄なやり取りが増えてしまうだけで、意味がないということを業務を通して痛感しました。
意見に対して責任を持つこと。そのためには、提案内容を自分自身で説明ができるようになることが重要!
前述した内容に関連することですが、意見を持っていても、なんとなくこっちのほうが良さそう…など曖昧な考えをしていると…
説明ができなければ、相手の意見に左右されてしまう。
そのため提案内容に責任を持つ姿勢が欠けてしまう。
そうならないためには、提案する際は他人の意見や要望に左右されるのではなく、まずは技術面や、トンマナ・UI・UXの観点から、なぜその提案なのか説明ができる必要があると感じました。また提案した内容に責任をもつことがディレクターのお仕事において重要であると学びました。
2つ目の記事では高橋さんが都度提案のチームのディレクターとして業務についてお話してくれます!こちらもぜひご覧ください!お楽しみに!
この記事を書いた人
知念杏珠
2022年入社。EMCカンパニー所属。Webディレクター。うちなんちゅ。 海外旅行、スキー、温泉が好き。 おからを活用した商品づくり・販売で、沖縄のお豆腐屋さんを守る活動をしています。