リモートワークにおける仕事・スキルアップの工夫

スキルイノベーションチームに所属している松川です(2021年3月時点)。
スキルイノベーションチームは、スキルアップと新しい領域へのスキルチェンジを目指すことのできるユニットとなり、私は現在デザインの勉強をしております。
他にSNS運用や制作ディレクターなどの業務をしてきました。

さて、在宅が続き鬱々とし始めている方もいるのではないでしょうか?
そこで、リモートワークを充実させるために、仕事の仕方やリフレッシュ方法など、私なりに工夫してきたことをご紹介させていただきます。

目次

1.リモートワークでのSNS運用における工夫
2.リモートワークでのデザイン勉強法(初心者向け)
3.リモートワークでのコミュニケーションの取り方
4.リモートワークを充実させるためにしている7つのこと

1.リモートワークでのSNS運用における工夫

リモートになった際に、当時のチームメンバーで工夫したことが2点あります。

投稿対応

オフィスにいる場合は、チェックシートを印刷し、作業担当の隣にチェック担当が座って投稿確認をしていました。
リモートではGoogle meetで予約画面を共有しながら、スプレッドシート上のチェックシートで確認を行いました。

リモートでの担当の割り振り
作業担当:画面共有をして作業
チェック担当:共有された予約画面を見ながら、スプレッドシート上のチェックシートで確認

マニュアル作成とレクチャー

Zoomの録画機能を使い、作業の様子を録画したものをマニュアルにすることで、教える側の時短と、覚える側の把握のしやすさにもつながりました。
新入社員や異動してきたメンバーへのマニュアルやレクチャーの準備はどの案件も行うものなので、その際に時間を削減できることは、生産性向上にもなります。
※セキュリティの観点から、クライアント名や機密情報の映り込みに注意しましょう。

2.リモートワークでのデザイン勉強法(初心者向け)

リモートワークが多くなり、一人でどのように勉強しようか考えました。
そこで私が取り組んだ勉強法は下記の4つです。

セミナーや講座に積極的に参加

やはり目の前に講師の方がいた方が頭に入りやすいため、オンラインセミナーや講座があれば積極的に参加するようにしました。
社内で開催の場合はイントラサイトをチェック、外部開催の場合はPeatixでキャッチアップしています。

ソフトの使い方は動画で覚えて、トレースで復習

YouTubeでPhotoshop講座などの動画を見て使い方を学びました。
動画は巻き戻して何度でも確認ができるため、便利です。
使い方を学んだあとは、トレース(模写)をしながら復習します。

制作での心がけとフィードバック

制作時に心がけていること
・Pinterestなどで参考になるバナーを集めたり、ラフ案を書いてから取り掛かる
・バナー1枚にかける時間を決めて制作する
・つまづいたところはメモしておき、どこに時間がかかっているのか把握する

フィードバックをもらう際に気をつけていること
・確認する側が把握しやすいように、スプレッドシートに制作コンセプトやターゲット層などの意図を記載し事前に共有しておく
・レビュー会当日はGoogle meetで制作物を画面共有し、フィードバックはメモしておき次の制作の参考にする

一人で作って終わりではどこが良くてどこが悪かったかが分からないため、制作後はテキストかGoogle meetを使ったレビュー会で第三者の意見をもらうようにしています。

インプットしたらアウトプットする

前述の「フィードバックをもらう」とつながりますが、フィードバックで得た学びを次のデザイン制作時にアウトプットすることで、より頭に記憶され、思考の整理もされます。そのため、リモートワークにおいても得た知識や学びは都度アウトプットするように心がけています。
誰かに見てもらう機会がない場合でも、インプットしたことは紙やパソコンのメモ帳などに書き出すようにしています。

アウトプットするメリット
・頭の中が整理される
・記憶が定着する
・備忘録にもなる
・人に伝える力がつく

3.リモートワークでのコミュニケーションの取り方

リモートワークによってメンバーとのコミュニケーションが減ったため、3つの方法で会話の機会を設けていました。

Google meetで集まり雑談をする

以前のチームでは1日1回5〜10分程度、雑談の時間を設けていました。ゆるくおしゃべりをして気持ちを切り替える時間としているので、業務都合で参加できない場合は参加できる人だけで話したり、スキップしたりと、この時間が負担にならないよう強制せずに行っていました。

リモートでのコミュニケーションについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
「雑談」は生産性向上の秘訣!リモートにおけるコミュニケーションコスト削減方法

定期的に1on1

直接気軽に話せる機会が減った今、週1や隔週の頻度で1on1を行うことで、日頃感じていることを伝えられたり、息抜きの場にすることができます。
とはいえ、お互いの稼働を使うことにもなるため、時間は30分以内とし、アジェンダを作り無駄のない1on1をすることがポイントです(時と場合によりますが)。

すぐにGoogle meetを繋いで早めに問題解決

業務でも、オフィスにいるときのように気軽に相談や話したいことがあると思います。悩んだり迷ったりしたときはすぐにチャット内でGoogle meetを立ち上げて問題解決するようにしています。また、チーム内で常時接続しておくのも一つの手段です。

4.リモートワークを充実させるためにしている7つのこと

リモートワークでもオフィスと変わらず業務に向かえるように、行っている7つのことをご紹介します。

(1)オフィス出社の時と同じ時間に起きる
(2)朝15分間、軽い運動をする
(3)ゆっくり朝食を摂る
(4)コーヒーで仕事モードのスイッチをオンにする
(5)時間を決めて小休憩をとる
(6)休憩中は散歩やストレッチなど、体を動かして気分転換する
(7)仕事部屋または仕事スペースから私物(飾り棚やベッドなど)が見えないようにする

出社の日でもリモートワークの日でも同じ起床時間にすることで、いつものリズムを維持しやすいと感じています。
頭も起きるよう、軽いストレッチなどをして体をならします。

リモートワークでは通勤をしなくて良いため、その分の時間を充実させると朝も楽しくなります。また、ランチは時々お昼ご飯を手作りするなど、家にいるからこそできることをして気分転換をします。

家に一人でずっといると、休憩をとることがサボっている感覚になる時がありますが、人間の集中力の持続には限界があるため、時間を決めて5分~10分ほどの休憩を挟むこともパフォーマンスを発揮する上で必要かと思います。 私は、外の空気を吸ったり軽く体を動かすようにしています。

また、私は現在、壁に向かって仕事をしています。理由は、視界にプライベートなものが見えると様々な情報が入ってきて集中が途切れることがあるためです。
最初は窓際に机を置き、視界には私物がちらほら見える状態でしたが、配置を上記のように変えたところ以前よりも集中力が持続するようになりました。

最後に

あくまでも私個人の感じたことを書かせていただきましたが、一工夫することで家での仕事も捗ります。オフィスでも家でも楽しく仕事をすることで気持ちも上がり、より良いパフォーマンスに繋がると思いますので、何か少しでも参考になれば幸いです!

この記事を書いた人

松川 望

松川 望

2016年中途入社。SNS運用や制作ディレクターを経て、現在はデザイナーとして日々勉強中。好きなことは断捨離と卓球と音楽。

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