【お悩み相談室vol.3】新卒が聞く!“歩く媒体資料” 広告のプロが実践する情報収集法

メンバーズのデジタルクリエイターの先輩が、社会人歴1年目~3年目の後輩若手社員の悩みに答える連載。今回は今年4月に入社し広告運用を行う後輩メンバーから、先輩ディレクターへの相談です。

こんにちは!
EMCカンパニー 21新卒の佐藤です。

私は現在EMCカンパニー内の、広告系プラットフォームのスペシャリスト集団であるチームに所属し、日々広告運用の業務を学んでいます。

そんなチームに配属されて3カ月。
プラットフォームスペシャリストになるために、職種説明会での「情報収集力・インプットが求められ、業務外でも新しい情報をインプットできる人物が向いている」という言葉を念頭に業務に励んできたのですが…「プラットフォームに関する情報は大量!そしてどんどんアップデートされる!何から勉強すればいいのかわからない!」と感じるように。

この悩みを解決すべく、歩く媒体資料という異名を持つ、専門CMG(クリエイティブマネージャー)島村さんにプラットフォームに詳しくなるための情報収集方法やコツをお聞きしました。

質問1. 業務内外での情報収集方法について

歩く媒体資料と称されるほどたくさんのリソースとお持ちの島村さんですが、これまでどのように媒体や広告に関する情報を収集してきたのでしょうか?

先輩の回答(島村さん)

業務内と業務外で、それぞれ以下の方法で収集しています。

業務内
・気になる媒体やサービスを見つけたら、資料を取り寄せたり営業の人を呼んで色々聞いてみる
・チャットルームなどさまざまな社内のやりとりにきき耳(きき目?)をたててパクる

業務外
・WebニュースをRSSリーダーやSNSをフォローして購読する

質問2. 新しい情報をインプットするコツ

新しい情報をインプットするコツやおすすめの方法があれば教えていただきたいです。

先輩の回答(島村さん)

おすすめしているのは「情報収集する行動のハードルを下げて、何より習慣化することを優先する」です。

各自でモチベーションを感じるポイントや、面倒に感じるポイント、苦手なことは様々だと思うので、まずそれを知ること。そのうえで、1日5分でもいいから行動をする。必ず毎日やる。
そうすると徐々に5分が10分になり、15分になり、ルーティンにさえなれば量も増やせていけます。

自分の場合は長い文章を読むのが苦手、というか集中を保てないタイプという自覚があるので、書籍ではなくWebの記事とかコラムのような短い文章で情報収集するというのと、通勤電車に乗ったらスマホでRSSリーダーを開く、という行動をまず習慣化したのが良かったです。

質問3. 苦労したことは?

媒体について詳しくなるまでに苦労した(苦戦した)ことを教えてください。
私は、「専門的な用語や定義がわからないと話の内容を理解できない」点が難しいと感じています。

先輩の回答(島村さん)

自分の場合は、前職が営業で、自分の強みが何もなくて競合にまったく太刀打ちできないという状況だった、というところがスタートです。
その苦労を思えば、勉強すること、詳しくなっていくことはプラスでしかありませんでした。
Webやデジタルマーケの知識がつくごとに、徐々に顧客が振り向いてくれるようになりましたが、それは長い時間をかけた結果であって、その時の心境としては藁にもすがるような気持ちで勉強していたという感じです。

要は詳しくないこと自体に悩むのではなく、結果として仕事がきちんとできているかどうかで悩んでほしいです。それに知識は積み重ねなので、いまわからないことを取り立ててネガティブに捉える必要もないと思いますね。

質問4. 何から始めるべきか

媒体や広告に関する情報の量や収集方法が多く、どこから手を付けていいかわからないという悩みがあります。SNS広告初心者がまず学ぶべきことを教えていただきたいです。

先輩の回答(島村さん)

質問3にあるように、自分の話だけでいうと情報が多いことはプラスでしかなくて悩んだことはないです。

個人的には、新卒は何者でもないところがスタートなので、とにかく闇雲に量をこなすほうが良いのではと思います。
そうするうちに、情報の重要度が直感的に判断できるようになっていき、情報収集の効率も上がっていくという順番だと思います。もちろん中には、最初から情報感度が高くて効率よく情報ピックアップできるみたいな人もいると思いますが。

とはいえ少しコツみたいなことを書くと、RSSリーダーとかTwitterのリストとかでもいいと思いますが、

ニュースサイトや識者ブログなどを購読→スキマ時間に見出し読みして気になったものだけお気に入りに入れる→昼休みなど少しまとまった時間がある時にちゃんと読む

みたいなやり方をずっとしていますね。

質問5. 他に必要なスキルは?

媒体に関する知識以外に広告運用に必要だと考えるスキル(知識)があれば教えてください。

先輩の回答(島村さん)

媒体知識はプランニングの時には役立ちますが、運用においては「数字に強い」ことが大事なので、統計的有意差の判断力や論理的思考力が必須です。

あとは広告とかあんまり関係ないですが、社内で認められるのに手っ取り早いのは「他の人ができないこと」「他の人が知らないこと」をどんなにニッチなことでもいいから持つことです。
とくに若手は若年層比率が高いメディアに詳しいとか、若年層はこういうふうに使っている、とか、若年層はこういう言葉遣いをする、みたいなことが狙い目ではないかと。

まとめ

専門CMGに学ぶ情報収集のコツ

  1. 視野を広げ、気になる情報をキャッチする(社内のやり取り、チャットルーム、業務中に気になったもの)
  2. 習慣化する!(5分からでもいいから毎日情報収集をしてみる)
  3. はじめは量をこなす!(自分に合った方法、効率の良い収集方法が見つかる)
  4. 他の人がやっていないことに挑戦してみるのも良いかも

今回の相談を通して、「習慣化」という言葉が印象に残りました。

相談をしてみて、私の悩みには「早く詳しく、スペシャリストにならなければ!」という気持ちが根底にあったのだと感じました。

新卒に限らずですが、いきなりスペシャリストになれるなんてことはなく、
近道はないと改めて学んだので、日々できることから着実に行っていきたいと思いました!

この記事を書いた人

佐藤 真伊

後輩
佐藤 真伊

21年新卒入社 EMCカンパニー所属。FB/IGの広告運用を勉強中。 好きなものはポメラニアンとアイドルとネギトロ。座右の銘はpomeranian brings happiness(ポメラニアンは幸せをもたらす)

島村 拓郎

先輩
島村 拓郎

20代はレコード屋で店長を経験し、新店舗立ち上げからチェーン2位の売り上げにまで成長させる。(3万点の在庫状況を暗記)OOH系広告代理店で主にレコード会社のプロモーションを担当後、2013年メンバーズ入社。ログ分析(GA、AA)~改善施策全般やメディアプランニング、運用広告の改善、サービス開発、コンサルなど幅広い分野の業務に携わり、UPやMG、プランナーを経験。現在は専門CMGとして多数の案件を短期集中型で支援。社内のマーケティング系人材の育成も担当している。(専門CMG、歩く媒体資料!!by 佐藤)

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